ひかり電話を解約したらインターネットに接続できなくなった
「ひかり電話を解約したらインターネットに接続できなくなった」という相談がありました。
たまに同じような相談がありますが、なぜこのような不具合が発生するのかという原因と対応方法についてご説明いたします。
インターネットに接続できなくなった原因
結論から言うとNTTからレンタルしている
ONU一体型ルーターにプロバイダーへの接続設定をしていた
ことが原因です。
ひかり電話を契約するとNTTから以下のようなONU一体型のひかり電話対応ルーターをレンタルすることができます。
ONU一体型ルーター(ホームゲートウェイ/ひかり電話ルータ)
https://web116.jp/shop/hikari_r/500mi/500mi_00.html
ご依頼頂いたお客様のご自宅にもONU一体型ルーターとNECのWiFiルーターが設置されており、ONU一体型ルーターへプロダイバーの設定がされている状態でした。
ひかり電話を契約している状態であれば問題ありませんが、解約すると同時にONU一体型ルーターの「ルーター機能がオフ」になるためプロバイダーへの接続ができなくなりインターネットに繋がらないという不具合が発生します。
ひかり電話を解約するとルーター機能がオフになる
この「ルーター機能がオフ」は機器の交換は無く、NTTが遠隔で作業するため気づかない方も多いかもしれません。
これについてはNTTのサポートページにも記載されていますし、電話で解約の連絡をした時は担当者から説明があると思いますが、ネットワークの知識が無いとわかりずらいかもしれないですね。
対応方法
今回対応させてもらったお客様はNECのWiFiルーターも設置されていたので、こちらにプロダイバーの設定を行いインターネットへの接続は復旧しました。
WiFiルーターにプロダイバーの設定をする際の注意点としては「ルーターモード」で動作させることです。
WiFiルーターは「ルーターモード」にする
WiFiルーターには
- ルーターモード
- APモード(ブリッジモード)
という種類の設定があります。
NTTのONU一体型ルーターにプロバイダー設定をしていた場合はWiFiルーターはAPモードで動作させることが一般的なので「ルーターモード」への切り替えをするようにしてください。
まとめ
今は固定電話を使わないという家庭も増えているので固定費がかかる「ひかり電話」を解約したいという方もいるかと思いますが事前にプロバイダーの設定がどの機器に設定されているか確認してから解約することをお勧めします。
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